博多織ドレス、中国で披露 香蘭女子短大生 大連の国際博参加 [福岡県]

博覧会で披露する制服を手にする大瀬良彩加さん(左)と吉村梨菜さん
博覧会で披露する制服を手にする大瀬良彩加さん(左)と吉村梨菜さん
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 香蘭女子短大(福岡市南区)のファッション総合学科とテクニカル専攻科の学生13人が、14~16日に中国・大連で開かれる「国際服装紡績品博覧会」に参加し、福岡を代表する伝統工芸品「博多織」を使ったドレスや着物を披露する。博多織の技術が中国から伝えられ777年の記念の年。日本文化を伝えようと、学生たちは意気込んでいる。

 博覧会は中国政府などが主催する大規模な展示会で、中国全土から服飾企業が参加する。今回の参加は企業とのプロジェクト企画をテーマとする授業の一環で、7年ぶり。博多織の献上柄に花柄を組み合わせたドレスやワンピース、パンツなど24点を会場に展示、うち15点を16日のファッションショーで披露する。ショーのモデルは現地の中国人だが、博多織を使った着物は学生たちが身に着けて披露するという。

 学生たちは今年2月、博多織777年記念として現代風にアレンジした洋服のファッションショーを福岡市で開催。11月に市内で開かれる伝統的工芸品全国大会にも出品する計画だ。ファッション総合学科長の坂元美貴子教授は「地域に根ざした制作活動を進めてきた。博多織など伝統工芸品の活性化につなげたい」と意欲を見せる。

 また、博覧会のプログラムの一つの学生服国際コンテストでは、同専攻科1年の大瀬良彩加さん(20)と同学科2年の吉村梨菜さん(19)のデザイン画が優秀賞に選ばれ、14日に現地である最終審査会に挑む。2人は小学高学年を対象にした制服を制作しており、現地で披露される。大瀬良さんと吉村さんは「日本のファッション文化を紹介し、中国の若者たちと交流を深めたい」と笑顔で抱負を語った。

=2018/09/13付 西日本新聞朝刊=

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