LINEで粗大ごみ受け付け 福岡市が全国初の実験 要望・相談などにAIが対応  [福岡県]

「福岡市粗大ごみ受付」アカウントの画面
「福岡市粗大ごみ受付」アカウントの画面
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 福岡市は19日、無料通信アプリLINE(ライン)で粗大ごみの収集を受け付ける実験を始めた。選択肢をタップしながら手続きを進められるほか、「扇風機を捨てたい」「受付完了のメールが届かない」といった要望や困り事を音声などで入力すると、人工知能(AI)が対応する機能も組み込まれている。全国の自治体では初の試みで、実験は来年2月まで続け効果を検証し、導入するかどうか判断するとしている。

 福岡市は今年3月、AIを使った行政サービスの効率化案を公募。LINEグループから粗大ごみ受け付けについて提案があった。利用する場合、「福岡市粗大ごみ受付」のアカウントを友だちに追加し、スマートフォンの画面に映し出された粗大ごみの品目や個数、回収日などをタップし選んでいく。

 市によると、現在インターネットと電話で主に受け付けている粗大ごみの収集件数は近年、増加傾向にあり、昨年度は相談などを含め24万3千件に達した。

 電話をはじめとする受け付け業務に対し現在、市から委託を受けた外郭団体のオペレーター13人(1日平均)が対応しており、市はLINEの活用が進めば、業務削減につながる可能性があるとみている。

 実験中の開発費や運営費は、LINEなどの事業者側が負担する。LINEは「多くの人に使ってもらうことでAIを学習させ、使いやすくしたい」と話している。

=2018/09/20付 西日本新聞朝刊=

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