西都小分離・新設校は校区北端の農地に 福岡市教委、23年度開校へ [福岡県]

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 児童が急増し、学校を分離・新設することになった福岡市西区の西都小について、市教育委員会は11日、新設校の候補地として、西都校区北端にある農地を選んだと明らかにした。地権者が新設に前向きな考えを示しており、目標通りの2023年度に開校できる見込み。当面はプレハブ校舎の増築などでしのぐ。

 同日の市議会第2委員協議会で報告した。市教委によると、候補地は元岡中のすぐ東に位置し、面積約1万8千平方メートル。このうち約5千平方メートルは隣接する元岡小の校区をまたぐ。市教委は、候補地を校区内や近隣の3カ所に絞り、運動場や校舎を適切に配置できる敷地面積、用地買収の可能性などを比較検討していた。

 九州大の伊都キャンパス移転に伴う周辺整備が進む中、市教委は西都小の開校を計画決定。その後、低金利を背景に「校区内の学生向けマンションが家族向けに次々と計画変更された」(教育政策課)こともあり、子育て世帯が急増していた。昨年4月に開校した同校の児童数は今年3月の推計で、本年度の874人(30学級)から23年度には1350人(43学級)まで膨らむ見通しだった。

 近接する玄洋、周船寺小の児童数も増加傾向にあり、市教委は校区見直しの必要性の有無も含め、地元との協議を慎重に進める。

=2018/10/12付 西日本新聞朝刊=

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