福岡市動物園エントランス完成 骨格標本や生態映像で楽しく学ぶ 20日公開 [福岡県]

リニューアルしたエントランス施設
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「動物情報館」ではアジアゾウなどの骨格標本が展示されている
「動物情報館」ではアジアゾウなどの骨格標本が展示されている
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動物の生態を学ぶことができる、バスの車窓を模した「どこからバス」のコーナーは子どもに大人気
動物の生態を学ぶことができる、バスの車窓を模した「どこからバス」のコーナーは子どもに大人気
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ヒョウやシロクマなどの毛皮を触ることができる体験ブース
ヒョウやシロクマなどの毛皮を触ることができる体験ブース
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飲食施設は「華味鳥」を使ったカツレツ(左)やマトウダイのポワレなど、地元の食材を使った料理も充実
飲食施設は「華味鳥」を使ったカツレツ(左)やマトウダイのポワレなど、地元の食材を使った料理も充実
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物販施設ではロープにぶら下がって遊ぶカワウソをモデルにしたオリジナルぬいぐるみもある
物販施設ではロープにぶら下がって遊ぶカワウソをモデルにしたオリジナルぬいぐるみもある
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 福岡市中央区の市動物園の新しいエントランス施設が完成し、報道陣や近隣住民向け内覧会が14日、現地であった。最新のデジタル技術を用いた体験型施設「動物情報館」や飲食施設などがあり、園担当者は「楽しみながら動物の特徴を学んで、実物をじっくり見てほしい」とPRする。

 正門を抜けてガラス張りの体験型施設に入ると、大きなアジアゾウの骨格標本が出迎えてくれた。2012年まで同園で飼育されていた「おふく」の骨格で、往年のファンには懐かしさが込み上げる。ベンガルトラやマサイキリンなどの骨格もあり、その迫力に圧倒される。

 奥へ進むと、バスの車窓を模した「どこからバス」のコーナーに子どもが集まっていた。車内の降車ボタンを押すと、アムールトラやコツメカワウソなど園にいる動物の生態を映像で紹介してくれる。同区の自営業藤田直子さん(35)は「子どもが興味を持ってくれたし、動物について詳しくなりそう」と笑顔。

 遊びながら動物について学べる体験型ブースも充実している。「クルクルひょうほん」のブースでは、実際に触ることのできる動物標本を展示。昨年死んだ人気のアジアゾウ「はな子」の皮膚もある。触ってみるとザラザラして、思ったより硬いことに驚いた。

 飲食施設や物販施設も新しくなり、新商品が並ぶ。福岡の銘柄鶏「華味鳥」を使ったカツレツや、山口油屋福太郎と共同開発した「明太(めんたい)クリームパスタサラダ」など、地元の食材を使ったメニューがずらり。人気のカワウソをモデルにしたぬいぐるみは、そのかわいらしさに思わず財布のひもが緩みそうになった。

 施設は地上1階、地下1階建てで、延べ床面積は約5500平方メートル。総工費は約16億円。地下には乗用車89台分の駐車場や自転車39台分の駐輪場もある。

 一般公開は20日から。動物情報館は入園料(大人600円、高校生300円、中学生以下無料)が必要。飲食施設と物販施設の入場は無料。

=2018/10/15付 西日本新聞朝刊=

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