「福大の笑い」を追求 落研が20日に寄席 学生とOB8人が高座 [福岡県]

今年5月の「五月寄席」で熱演する福岡大落語研究会の学生
今年5月の「五月寄席」で熱演する福岡大落語研究会の学生
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 落研があるけん福大たい! 今年で創立50周年を迎える福岡大の落語研究会(落研)が20日、福岡市城南区の同大学病院福大メディカルホールで記念の寄席を開く。4人のプロ落語家を輩出するなど九州の学生落語界でも存在感を放つ“福大落研”。現役学生とOBの計8人が高座に上がり、半世紀かけて培われた「福大の笑い」の集大成を繰り広げる。

 同大落研は1968年12月に「学生運動で荒れたキャンパスを少しでも明るくしたい」と有志がサークルを結成したのが始まり。翌年4月に愛好会となり、同好会を経て、73年12月、部に昇格した。「福々亭」を名乗るのが伝統で、卒業生には桂梅団治さん、立川生志さんらプロが名を連ね、お笑い芸人の博多華丸さん、大吉さんも在籍していた。

 寄席の正式名は「福岡大学落語研究会創立50周年記念学生・OB合同落語会」で入場無料。午後1時に開演し、3時間程度を予定している。学生3人、OB5人が出演し、「時そば」「錦の袈裟(けさ)」など古典落語を中心に披露する。

 実行委員の一人で博多町家ふるさと館学芸員の山田広明さん(64)は「よくぞ50年も続いた。昔は度胸を付けるため、キャンパス内のベンチで、道行く学生に向かってしゃべらされるなど、稽古は厳しかった。半世紀の成果を多くの人に聴きに来てほしい」と話している。

=2018/10/16付 西日本新聞朝刊=

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