高齢者、物作りで地域貢献 志免町のボランティア「公園活用プロジェクトX」 竹の工作や教室、引っ張りだこ [福岡県]

「地域貢献に頑張ります」と張り切る公園活用プロジェクトXの会員たち
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木工作業をするプロジェクトX会員
木工作業をするプロジェクトX会員
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 間伐した竹や木材、不要になった建設資材などを活用して工作教室を開く志免町のボランティアグループ「公園活用プロジェクトX」が元気いっぱいだ。会員は65~80歳の男女20人。北野繁治代表(69)は「人に役立つことが自分たちの元気の源。まだまだ地域のために頑張る」と張り切っている。

 町主催の工作や調理などのインストラクター養成講座の受講者で2011年に結成した。公民館や子ども会の活動に竹持参で駆けつけ、そうめん流しの器を手掛けたり、生涯学習教室で竹げた作りを指導したりと各方面から引っ張りだこ。町社会福祉協議会地域福祉係の宿利幸央係長は「世代を超えた精力的な活動で、地域づくりに欠かせない」とたたえる。

 活動は毎週水曜。同町桜丘の建設会社跡が作業場だ。活動資金は年間約50万円。毎月の会費100円のほか、手作りした正月用の門松の販売代金などを充てている。

 会員で元陶芸家の有田毅さん(73)は「週1回の活動は自分自身には物足りないけど、物作りができる現場はいいよね」と、プロの視点から作品の質向上に目を配る。元会社員の男性(67)は「竹集めが大変」と苦笑するが「地域に役立ち、なにより自分の居場所ができたことが大きい」と活動の意義を語った。

 活動が認められ、みずほ教育福祉財団から「老後を豊かにするボランティア活動資金」として今年、10万円の助成を受けた。同財団の林敏朗福祉事業部長は「高齢者自身が生き生きと地域貢献を続けていることがすばらしい」と評価している。

=2018/11/15付 西日本新聞朝刊=

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