福岡の映画館に最先端技術続々 立体音響や3面パノラマ映像 [福岡県]

270度の3面パノラマ映像が楽しめるユナイテッド・シネマ福岡ももちの「スクリーンX」=19日、福岡市中央区
270度の3面パノラマ映像が楽しめるユナイテッド・シネマ福岡ももちの「スクリーンX」=19日、福岡市中央区
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日本で初めて導入されたT・ジョイ博多のドルビーシネマ=20日、福岡市博多区
日本で初めて導入されたT・ジョイ博多のドルビーシネマ=20日、福岡市博多区
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 福岡市内の映画館が相次いで次世代型の上映システムを取り入れる。T・ジョイ博多(同市博多区)は23日、最先端の映像技術と立体音響を組み合わせた「ドルビーシネマ」を全国初導入。21日に開館するユナイテッド・シネマ福岡ももち(同市中央区)は、270度の3面パノラマ映像が楽しめる「スクリーンX」を九州で初めて運用する。

 ドルビーシネマの立体音響は天井と壁にスピーカーを設置、鑑賞者を取り囲むように、あらゆる方向から音声を流す仕組み。例えば主人公の後ろから近づく音は鑑賞者の背後から聞こえるなど、忠実に再現される。映像はレーザー光源で照射し、従来よりも表現できる色の幅が拡大。白と黒のコントラストが明確になり、夕暮れや暗闇のシーンなどで微妙な色合いを表現できるようになったという。

 ティ・ジョイ興行部の米谷雅之番組営業チーム長は「福岡はアジアのゲートウエーという位置付けで、全国に先駆けて導入を決めた。最新技術の映像を地元客だけでなく、外国人観光客にも発信していきたい」と話す。

 ユナイテッド・シネマ福岡ももちが導入する「スクリーンX」は、正面のスクリーンに加え左右の壁面にも投影。視界のほとんどを映像が覆うため、映画の中に入り込んだような没入感や臨場感が得られる。

 鑑賞にはいずれも追加料金が必要。

=2018/11/21付 西日本新聞朝刊=

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