藤原新也さん、沖ノ島語る 写真展、1月末まで延長 [福岡県]

沖ノ島で撮影した巨岩にエネルギーを感じたと語る藤原新也さん
沖ノ島で撮影した巨岩にエネルギーを感じたと語る藤原新也さん
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 沖ノ島の世界遺産登録1周年を記念して開かれている宗像大社特別展「沖ノ島国宝×藤原新也写真展」の会期が、来年1月31日まで延長されることになり、1日に藤原さんのトークショーが宗像大社神宝館(宗像市田島)であった。

 写真家で作家の藤原さんは世界遺産登録前に3度、沖ノ島に渡った。神宝館には、このとき藤原さんが撮影した沖ノ島の植物、社殿、祭祀(さいし)が行われた巨岩などの写真パネルが、出土品とともに展示されている。

 「たった周囲4キロの島に巨岩がゴロゴロある。中に力のある岩、持っているエネルギーや鉱物が明らかに違う岩があり、こういう岩が祭祀に使われた」。藤原さんは、古代人が聖地を見極めた目の確かさを指摘。撮影では「我を捨てて、存在感を発する物をただ写した。現像の際も自分の中の残像にいかに近づけるかを考えた」と、現地の空気感を再現した思いを語った。

=2018/12/02付 西日本新聞朝刊=

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