小5、けん玉世界一狙う 志免町の田代真遥君 小学生初2大会連続の16強 [福岡県]

「けん」と「玉」を交互に持ち替えるジャグリングという技を練習する田代真遥君
「けん」と「玉」を交互に持ち替えるジャグリングという技を練習する田代真遥君
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 目指すはけん玉世界一-。志免町吉原の志免南小5年、田代真遥(まはる)君(11)が昨年12月に東京で開かれた、けん玉フリースタイルの世界選手権「CATCH&FLOW(キャッチ・アンド・フロー)2018」で決勝トーナメント進出を果たした。前回大会に続く2大会連続の16強。2度の進出は小学生で初めてという快挙だった。

 大会は国内外のトッププレーヤー100人がエントリーし、田代君はけん玉の技を自由演技で90秒間披露する予選を6位で通過。決勝トーナメント(シード含む16人)の初戦でプロのデンマーク人選手と対戦した。45秒間ずつ2回に分けて技を出し合い、技の(1)クリーン度(2)つなぎ方(3)流れ(4)独創性(5)総合-の5部門で競ったが、2対3の小差で惜しくも敗退した。

 「練習の成果は出せた」と言う田代君は、結果に納得した上で「得意技のボーダーバランス(玉の上に十字状の「けん」を乗せる技)を出し過ぎたのが敗因」と冷静に分析する。「次は技のつなぎ方や流れを工夫し、種類も増やして優勝したい」と意気込む。

 小1でけん玉を始めた。毎日最低2時間は練習し、休日は一日中、技を磨いていることも珍しくない。けん玉メーカーやショップなどから支援を受けるライバルの多くは大都市圏に住む。切磋琢磨(せっさたくま)する相手に恵まれない練習環境や大会出場の機会が少ない地方というハンディはあるが、その分、海外のプロ選手の技をインターネット動画で研究したり、豊富な練習量でカバーしたりしているという。

 昨夏に広島県廿日市市であった「けん玉ワールドカップ(KWC)」でも決勝トーナメント進出。日本けん玉協会県副支部長で、指導する川崎剛さんは「本当に練習熱心で技の習得も早い。将来が楽しみ」と目を細める。

 父親の弘朗さんは「夢中になれるものを持てたのは幸いなこと。できる限り応援していきたい」。田代君は「4月には最上級生の6年生になる。しっかり練習して目標の世界一をつかみ取りたい」と話している。

=2019/01/12付 西日本新聞朝刊=

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