大刀洗の日常を新鮮な目で 町が撮影会と展示プロジェクト 福岡都市圏からアマチュア参加 [福岡県]

下高橋竈門神社でカメラを構える参加者
下高橋竈門神社でカメラを構える参加者
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レタスの発芽する様子をとらえた第1回撮影会の写真
レタスの発芽する様子をとらえた第1回撮影会の写真
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第1回撮影会で写真に収められたレタスの収穫風景
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第2回撮影会の写真
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 趣味のカメラで地域おこしをお手伝い-。大刀洗町で昨年から「大刀洗フォトプロジェクト」(大刀洗町主催)が始まった。町内で撮影会を開き、そこで撮った写真を展示発表する。撮影者の多くは福岡市近郊で写真を趣味とするアマチュアたちだ。町は「地元町民が気付きにくい新鮮な視点で風景を切り取ってもらい、地域をもり立ててもらえれば」と期待を寄せる。

 今月6日に開かれた第2回の撮影会。テーマは「『和』を探そう!」だった。参加者十数人が大堰(ぜき)神社、本郷高良玉垂宮など町内の神社5カ所を回った。いずれも観光名所というわけではない。下高橋竈門(かまど)神社を訪れた参加者は、神社の裏手に回り、地面などに落ちた影にレンズを向けた。「あの辺り、何か気になるね」などと語り合いながら、和やかな雰囲気で撮影は進んだ。

 プロジェクトは昨年11月に始まった。第1回撮影会は町でレタスを育てる農家を訪ね、収穫作業や発芽する様子など、さまざまな場面を写真に収めた。12月には役場横のドリームカフェ(同町冨多)でその時の写真展を開いた。

 福岡市で写真教室「イメージラボ」を主宰する写真家奥勝浩さん(59)がプロジェクトを取りまとめている。奥さんは「『写真を撮る』というと、そのために風光明媚(めいび)な観光地やイベントへ行く人が多いが、見る目さえあれば日常の風景でも面白い被写体を見つけられる」と語る。

 今後は2月に写真展を開いた後、桜の季節にも撮影会を開く予定。撮影会と写真展を数回繰り返し、来春にそれらをまとめた写真集の刊行を目指す。

=2019/01/25付 西日本新聞朝刊=

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