【動画あり】「中の上」で豊作 油山観音かゆ開き [福岡県]

油山観音の「かゆ開き」で、かゆのカビの付き具合などを確かめる世話人たち
油山観音の「かゆ開き」で、かゆのカビの付き具合などを確かめる世話人たち
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 かゆに付いたカビなどで農作物の作況を占う恒例の「かゆ開き」が1日、福岡市城南区東油山の油山観音であった。今年は9段階のうち上から4番目の「中の上」で、晴れの日が多いことを意味する黄色のカビが見つかったことから、豊作との見立てだった。

【動画】福岡市の油山観音で開かれた「かゆ開き」

 かゆ開きは300年以上前から続くとされる伝統行事。かゆはあらかじめ小正月の1月15日に小豆と一緒に炊き、米の収穫時期ごとに三つの器に分けて本堂に供えられる。この日は読経の後、木箱からかゆを取り出し、氏田宗貞住職(72)やかみしも姿の世話人らが虫眼鏡や箸を使ってカビの色や生え方、水分量を入念に観察。ご飯を割って中身を見たり、食べたりして占った。

 世話人代表の松嶋幸一さん(41)は「天気が良くて豊作が期待される見立てになったので、うれしい気分。いい作物が育って、たくさんの人に幸せが訪れてほしい」と話していた。

=2019/02/02付 西日本新聞朝刊=

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