石まいて産卵場整備 シロウオ漁向け室見川で [福岡県]

シロウオが産卵できる環境を整えようと室見川に石をまく参加者
シロウオが産卵できる環境を整えようと室見川に石をまく参加者
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 福岡に春を告げる魚、シロウオが産卵しやすい環境を整える活動が17日、福岡市西部を流れる室見川であった。福岡大工学部の水工学研究室が学生ボランティア団体などと協力して開催。9回目の今年は市民や学生、行政職員ら約130人が参加した。

 シロウオは海から川を上り、川底の石の裏に卵を産む習性を持つ。室見川の下流域は砂が堆積して産卵できる場所が減り、漁獲量も減っている。福岡市によると2018年の漁獲量は45キロで、記録の中では過去2番目に少なかったという。

 参加者たちは川に入りながら、底から掘り返した大量の石を川にまいていった。主催した同大の伊豫岡宏樹助教(38)は「整備した場所は産卵が増えていることが確認できている。住民が地元の川に親しみ、楽しみながら守っていく取り組みにしたい」と話していた。

 シロウオ漁は、今年は18日に初漁を迎える。

=2019/02/18付 西日本新聞朝刊=

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