「博多うどん」で熱い議論 地域づくりフォーラム 博多区 [福岡県]

うどんの試食に列をつくる参加者
うどんの試食に列をつくる参加者
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 博多のうどんを生かした地域づくりを考えるフォーラム「うどんで味わう博多旧市街」が24日、福岡市博多区奈良屋町の博多小であり、3人のパネリストたちによる熱い議論に、来場者たちは聞き入った。

 うどんは、博多の承天寺(じょうてんじ)を開いた聖一国師が鎌倉時代に宋から製粉技術を持ち帰ったのが始まりとされる。「うどん手帖(てちょう)」著者の井上こんさん(32)は博多うどんについて「フワッとした麺とだしの一体感がある」と魅力を表現。全国で麺料理を取材する山田祐一郎さん(40)は「ラーメンなどとともに博多の『ズズッとすする文化』として語られると興味を引くのではないか」と述べた。

 市内の老舗、因幡うどん社長の原田善治さん(48)は昔ながらの「足踏み」で麺をこねていると紹介。「うどんはデリケート。踏み具合を確認しながら作るのが大事」と伝統の製法を守ることの意義を強調した。

 フォーラムは博多区役所と西日本新聞博多まちなか支局でつくる官民組織「博多みらいネットワーク」などが主催。福岡大落語研究会OBの福々亭快楽さん=本名・池田哲也さん(64)=による古典落語「時そば」の披露もあった。

=2019/02/25付 西日本新聞朝刊=

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