中学生が地域PRのCM 城南区別府地区の店など紹介 3月2日上映会 [福岡県]

楽しそうにCMの編集作業をする別府地区の中学生たち
楽しそうにCMの編集作業をする別府地区の中学生たち
写真を見る

 福岡市城南区別府地区の中学生が、地域の魅力を広く知ってもらおうとCMを制作し、3月2日に上映会が同区別府1丁目の別府公民館で開かれる。おいしい店や歴史的な場所を中学生自ら撮影、編集して独自の視点から紹介している。

 CM制作は昨年5月、公民館の「わが街のCMを作ろう!」講座として始まり、城南中と福岡大付属大濠中の中学生12人が参加した。講師を務めた住民の古谷麻妃さんは「勉強と部活で世界が狭くなりがちな中学生に、新しい場所をつくってあげたかった」と狙いを語る。

 中学生は3班に分かれ、街を探索しながら作品の構想を練った。プロの映像ディレクターから撮影や編集のアドバイスを受け、福岡市交通局の許可をもらって地下鉄の車両で撮影するなどして、3~7分の作品3本にまとめた。桃太郎を題材に別府地区の菓子店やパン屋を取り上げた班、恋愛話を軸に思い出の場所を紹介した班、SF仕立てに歴史的な場所を撮影した班と、三者三様のCMができあがった。

 脚本と構成を担当した城南中2年の古谷櫂(かい)さんは「小道具づくりや字幕にも挑戦した。別府の魅力の再発見につながってほしい」。梅本芽衣さんは「みんなで協力して作った作品だから、たくさんの人に見てもらいたい」と、上映会への来場を呼び掛けている。

 当日は午前10時半から、1時間半おきに6回上映し、中学生に刺激を受けた母親たちの作品も披露する。入場無料、予約優先。地域住民に別府地区の好きなところを5秒間で尋ねた、約200人分のインタビュー映像もロビーで上映する。

=2019/02/28付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]