世界最大級、クジラ骨格お目見え マリンワールド [福岡県]

マリンワールドに常設展示されるクジラの骨格
マリンワールドに常設展示されるクジラの骨格
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 福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」に、マッコウクジラの頭部と世界最大級のクロミンククジラの骨格が登場した。23日から始まる開業30周年記念事業の常設展「ほねのおと HONE NOTE」のメイン標本で、同館入り口近くのオープンスペースに展示している。

 マッコウクジラの骨格は、2015年9月に周防灘で見つかった雄の死骸。頭部を引き取った同館が近くの砂浜に約3年間埋めて骨にした後、静岡県の専門業者に運び、標本にした。長さは5.4メートル、重さは1.5トン。

 全長8.9メートルのクロミンククジラは、1991年に南極海調査で捕獲された雌。海水と一緒に餌を飲み込み、ひげでこして食べるヒゲクジラの一種で、歯のあるマッコウクジラとの違いは一目瞭然だ。

 担当者は「同じ海の命でも生きる環境や餌で骨の形が違う。物言わぬ骨から、生き物たちのメッセージを受け取ってほしい」と話す。マリンワールド=092(603)0400。

=2019/03/02付 西日本新聞朝刊=

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