【動画あり】遠賀高生、卒業式に鉢植え贈る 花飾る予算不足 宗像市・南郷小に [福岡県]

遠賀高の生徒(左)からサイネリアの鉢植えを受け取る南郷小の6年生たち
遠賀高の生徒(左)からサイネリアの鉢植えを受け取る南郷小の6年生たち
写真を見る

 手塩にかけた花々で、小学生の卒業式に彩りを-。遠賀町の遠賀高グリーンサイエンス科(農業科)の2年生4人が14日、宗像市の南郷小を訪れ、サイネリア(キク科)の鉢植え20鉢を贈った。15日の南郷小の卒業式で、体育館の壇上や花道に飾られる。

 同小は全校児童222人の小規模校。卒業式用の花をそろえる予算が足りず、2月末に近隣で農業科がある遠賀高に助けを求め、同高が快諾した。

 サイネリアの花は元々は市場出荷用で、遠賀高の生徒が昨秋に種まきし、日々の水やりや温室の管理をして大切に育ててきた。

 この日、遠賀高の生徒は体育館で式の練習をしていた南郷小の6年生44人に花を届けた。ピンクや青、紫…。鮮やかな鉢が壇上に並べられると、児童の間から「わぁ」「きれい」と歓声が上がった。

 サイネリアの花言葉は、「常に輝かしい」「喜びに満ちている」とされる。贈呈式で、児童代表の日名子春空(はるく)君(12)は「こんなにきれいな花を飾れることを、とてもうれしく思います」と感謝の言葉を伝えた。同高2年の石津笑佳(えみか)さん(17)は「卒業生の門出にピッタリのカラフルな花で送り出してあげたい」と笑顔を見せた。

=2019/03/15付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]