通学へ観光へ、出発進行 JR筑肥線「糸島高校前」駅開業 現地で式典、生徒らパフォーマンス [福岡県]

発車の合図をする一日駅長の山内恵介さん(手前右)と藤井章太駅長
発車の合図をする一日駅長の山内恵介さん(手前右)と藤井章太駅長
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糸島高書道部の生徒が書き上げた「糸島高校前駅 開業」の文字
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 JR筑肥線の新駅「糸島高校前」(糸島市)が開業した16日、現地では式典が行われ待望の門出を祝った。一日駅長を務めた同市出身の演歌歌手、山内恵介さんは新曲を披露。関係者ら約100人、糸島高からも生徒約200人が駆けつけて喜びの声を上げた。

 山内さんは月形祐二市長らとテープカットに参加。ホームでは筑前前原行きの列車に発車の合図を送って開業に花を添えた。

 式典では糸島高の吹奏楽部、ダンス部、書道部がパフォーマンスを披露。吹奏楽部が演奏する校歌に合わせ、書道部が大きな筆で「糸島高校前駅 開業」と大書すると観客から大きな拍手が湧いた。

 書道部の部長で2年生の池添咲季さん(17)は「3週間ほど力を入れて練習してきました」。吹奏楽部の部長で2年生の田中花恋さん(16)は駅開業を歓迎して「友人の多くが通学が便利になると話している。糸島にたくさんの人が来てくれるようになればうれしい」と笑顔を見せた。

 駅は鉄骨2階建てで、床面積は685平方メートル。駅舎部分と長さ約70メートルの自由通路からなり、バリアフリー対応としてエレベーター4基を備える。外観は白を基調としており、新しい糸島、新しい地区を象徴してこれから染まるキャンバスをイメージ。丸窓はパレットに見立てた。事業費は約13億円。駅舎部分には地元の寄付金が含まれている。

 JR九州によると、1日の乗車人員は2300人。市は駅南側の新興住宅街の開発が今後も進み、利用者はさらに増えると見込んでいる。

=2019/03/17付 西日本新聞朝刊=

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