多文化共生、香椎浜校区の実例紹介 「やさしい日本語」の避難ガイド ハラル食交流も [福岡県]

外国人が暮らす地域の課題を話し合った「多文化共生のまちづくり講座」
外国人が暮らす地域の課題を話し合った「多文化共生のまちづくり講座」
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 福岡市7区のうち外国人が最も多く暮らす東区で、身近になった「隣人」への理解を進めようと「多文化共生のまちづくり講座」が開かれた。東区役所の主催で、自治会長や公民館関係者ら30人が参加。香椎浜校区の「やさしい日本語」を用いた避難ガイド作成や外国人参加の防災訓練など、これまでの取り組みが紹介された。

 講座は16日にあった。香椎浜公民館によると、校区の人口約5800人のうち、外国人は8%に上り、中には15%に達している自治会もある。

 15年前から、住民の有志が外国人の母親とその子どもたちに日本語支援を始めたことをきっかけに、今では年1回、国際親善交流会を開き、外国人との親睦を深めている。

 校区として、外国人に分かりやすい日本語を心掛けた防災ガイドを作成。今月には外国人も参加する2回目の防災訓練を実施した。訓練の中では、豚肉などが禁じられているイスラム教徒も口にできるハラル食を参加者で作って食べた。

 他の校区の参加者は「香椎浜は進んでいる。音楽や食事など、外国人と同じ場所で一緒に楽しめることから始めてみたい」と話していた。

=2019/03/26付 西日本新聞朝刊=

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