投票率アップ若い力で 地下鉄駅アナウンス城南高生が録音 告示日から放送

メッセージを吹き込む城南高の放送部員
メッセージを吹き込む城南高の放送部員
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 11月4日告示、18日投開票の福岡市長選を前に、福岡市城南区の城南高の放送部員4人が28日、市営地下鉄の駅で流す投票呼び掛けのメッセージを市内のスタジオで録音した。

 部長の2年脇田実侑さん(16)のほか、2年海部綾乃さん(17)、1年藤本和花さん(16)、1年伊藤大智さん(16)の部員全員で録音に臨んだ。

 「一人一人の思いが政治を動かしていきます」「若者の声を、みんなの声を、届けていきましょう」。1人で読む部分や全員で合わせる部分を組み合わせた50秒ほどのメッセージ。1時間、何度もアナウンスを繰り返し、納得のいく響きになったとして4人で「OK」を出した。

 脇田さんは若い世代にも目を向けた政治をつくるためには、投票で意思を示すことが大事だと感じており「メッセージが同世代に届いたらうれしい」と話した。海部さんは「18歳になる来年以降は、しっかり選んで1票を入れたい」と笑顔を見せた。

 市選挙管理委員会が呼び掛けたもので、福岡雙葉、西南学院、福岡女子、福翔の4高校も録音に参加している。告示日から投開票日まで、五つのメッセージが地下鉄の全駅で流れる。

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■4大学に期日前投票所

 今回の福岡市長選は、18歳選挙権が導入されて初めての市長選となる。市選挙管理委員会は選挙期間中、市内の4大学に1日ずつ臨時の期日前投票所を開設し、学生たちの投票率アップに取り組む。

 4大学とも期日前投票所を開設するのは初めて。日程は、九州産業大(東区)、福岡大(城南区)=11月7日午前10時~午後5時▽西南学院大(早良区)=8日午前10時~午後5時▽九州大(西区)=9日午前11時半~午後6時半。

 それぞれの大学所在地の区に住民票がある18歳以上の市民であれば誰でも投票できる。投票所運営の事務は、臨時職員として雇う学生にも担ってもらうという。市選管は「若い人たちに貴重な1票を行使してもらいたい」と呼び掛けている。

=2018/09/29付 西日本新聞朝刊=

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