10代も議論で「政治参加」 福岡市の課題解決へアイデア

福岡市の課題について意見を出し合う若者たち=4日午後、福岡市中央区
福岡市の課題について意見を出し合う若者たち=4日午後、福岡市中央区
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 有権者が過去最多の125万人を数える今回の福岡市長選。大きな要因は2万8千人の「18、19歳」の市長選への初参加だ。告示日の4日、市内の高校生を中心に10~20代の約40人が中央区のIT企業のオフィスに集まり、市の課題について意見を交わす「アイデアソン・フクオカ」を開いた。2時間の論議を終え、「地域の課題を話し合うことも『政治参加』なんだと思った」と話す18歳も。両候補の動画メッセージの上映もあり、若者たちは市長選への関心を高めた。

 市民や政治家が意見を書き込めるスマートフォンアプリ「ポリポリ」を開発した学生ITベンチャーが、地元の学生有志と市長選を盛り上げようと企画。このアプリ上で盛り上がった話題を参考に決めた福岡市に関するテーマで、グループに分かれ議論した。

 「高校生の朝課外」というテーマでは、「親も先生も大変で生徒も睡眠不足になり、デメリットが多い」などと意見が続出。「性犯罪の抑制」を議論したグループは「被害の発生地点や、夜に市民ランナーが走って人通りがある場所などが分かるアプリを作ってみては」と提案した。

 若者たちはグループごとにまとめたアイデアをアプリに投稿して両陣営に伝え、イベントを終えた。福岡中央高3年の藤本初音さん(18)は「初めての選挙に行くのが楽しみになった。立候補者の公約を読み直したい」と話していた。

=2018/11/05付 西日本新聞朝刊=

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