高校生が市長選模擬投票 クラーク国際高 選挙公報や新聞記事で判断

福岡市長選の選挙公報を見ながら、意見を交わす高校生たち
福岡市長選の選挙公報を見ながら、意見を交わす高校生たち
写真を見る

 18日投開票の福岡市長選を題材とした主権者教育の授業が12日、同市中央区平尾のクラーク記念国際高校福岡中央キャンパスであった。1年生と3年生の計約80人が選挙公報や新聞記事を読み、市長選に立候補しているいずれも無所属で新人の神谷貴行氏(48)=共産推薦=と現職の高島宗一郎氏(44)の政策や主張を検討し、模擬投票した。

 選挙権年齢が18歳に引き下げられる中、政治への関心を高めてもらおうと企画された。

 同校と早稲田大マニフェスト研究所が共同開発したモデルを使用。生徒たちは(1)候補者の経歴や人柄を見る「人物重視」(2)人物と政策をバランスよく見て判断する「総合判断」(3)最も重要だと考える政策を一つに絞る「1点重視」(4)投票したくない人を除く「消去法」(5)親しみやすさで選ぶ「身近さ」-という五つの投票基準などから、両候補者の良い点と悪い点を分析した。

 その後、生徒たちは校内に設置された投票所で用紙を受け取り、投票箱に1票を投じた。結果は19日の授業で公表し、実際の選挙結果と比べる。

 福岡市長選で初めて選挙に行く予定の原ゆいさん(18)=3年=は「模擬投票はいい予行演習になった。授業を受けて選挙がとっつきやすくなった」と感想を語った。

 授業を担当した小林史和教諭は「生徒からは何を基準に投票すればいいか分からないという声がある。自分で投票先を判断するきっかけにしてほしい」と話した。

=2018/11/14付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]