福岡市長選でテキストマイニング、候補の特徴ワードは? 神谷氏は「高島」「ロープウエー」高島氏は「進める」「スタートアップ」

神谷氏の発言の分析図。特徴的な発言ほど大きな字になっている
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高島氏の発言の分析図。特徴的な発言ほど大きな字になっている
高島氏の発言の分析図。特徴的な発言ほど大きな字になっている
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 18日投開票の福岡市長選はいよいよ終盤戦へ。ともに無所属で、新人の神谷貴行氏(48)=共産推薦=と現職の高島宗一郎氏(44)=自民支持=が論戦を繰り広げる。多岐にわたる市政の課題で、両候補が特に力を入れている訴えは何なのか。文を単語などに分割して、使用頻度などを分析する「テキストマイニング」という手法で調べてみた。

 対象としたのは、西日本新聞社が取材した両候補の選挙中の演説や、出馬表明、公約発表の記者会見などでの発言。ともに計2万字以上を対象に、東京の人工知能(AI)ベンチャー「ユーザーローカル」が提供するテキストマイニングツールで分析した。

 一般的な文書には出ず、2人の発言に出てくる回数が多い単語を「特徴的」と定義して、大きく表示している。

 神谷氏は現職の政策を批判するため「高島市長」などを多用。〈高島〉という単語が最も大きくなった。現職が公約に掲げた〈ロープウエー〉構想。反対の立場の神谷氏が〈争点〉に挙げるため、この二つの単語も大きくなった。神谷氏は構想を中止し、公費を〈福祉〉に使うと主張する。

 高島氏は〈進める〉という言葉が最も大きくなった。〈スタートアップ(創業)〉や〈8年前〉〈伸び率〉といった単語も目立った。2期8年を振り返り、市政の継続を訴える内容が多かったためとみられる。〈とりもどせ〉は最初の選挙で使ったキャッチフレーズの一部だった。

 このほか、神谷氏は〈安倍(晋三)さん〉〈見直す〉、高島氏は〈チャレンジ〉〈経済〉という言葉が特徴的だった。

=2018/11/16付 西日本新聞朝刊=

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