神谷氏善戦、万歳三唱も 共産公認・推薦で最多9万票 福岡市長選

会見で選挙戦を振り返る神谷貴行氏=18日午後10時6分、福岡市中央区
会見で選挙戦を振り返る神谷貴行氏=18日午後10時6分、福岡市中央区
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 落選した神谷貴行氏(48)は、共産単独の公認・推薦の候補者としては過去最多の9万4437票を獲得した。福岡市中央区の事務所では予想以上の善戦に万歳三唱する支援者の姿も。神谷氏は「『反現職』の広がりを感じた」と、現職の批判票を取り込めた手応えを笑顔で語った。

 神谷氏は中盤戦以降、「現職は嫌だが、どうせ勝つから投票に行かない」との有権者の声の多さに注目。現職の公約であるロープウエー計画について「賛成なら現職、反対なら私」と政策の対立軸を鮮明化させた。共産カラーを表に出さない戦術も一定の支持を集め、共産候補者の1986年の最多得票(8万5569票)を上回った。ただ、投票率は過去最低を更新。神谷氏は「高島氏が公開討論に応じなかった結果だ。市民の信任を得たわけではない」とくぎを刺した。

=2018/11/19付 西日本新聞朝刊=

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