福岡市長に高島氏3選 史上最多の28万票超 投票率は過去最低31・42%

福岡市長選で当選確実となり、万歳する高島宗一郎氏=18日午後8時2分、福岡市中央区
福岡市長選で当選確実となり、万歳する高島宗一郎氏=18日午後8時2分、福岡市中央区
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 九州最大158万都市の新リーダーを決める福岡市長選は18日に投開票され、無所属現職の高島宗一郎氏(44)=自民支持=が、共産党市議団事務局長の無所属新人神谷貴行氏(48)=共産推薦=を大差で破り、3選を果たした。高島氏は、前回2014年を上回る史上最多の28万5435票を獲得。一方、投票率は前回比で7・31ポイント減の31・42%にとどまり、過去最低となった。

 高島氏は18日夜、「(安倍政権の経済政策である)アベノミクスを日本で一番背に受けて成長してきたのが福岡市」と強調し、「元気な福岡の勢いを止めてはいけないと(有権者から)3期目を託していただいた。動きだした好循環を確固たるものとするため、全力を尽くしたい」と語った。

 選挙戦は、国とのパイプを生かした規制緩和と再開発で都市を成長させ、市民の暮らしも充実させる循環をつくるとした2期8年の「高島路線」を信任するかどうかが争点。高島氏が導入を公約に掲げた、JR博多駅と博多港中央・博多ふ頭地区を結ぶロープウエー構想も論点の一つとなった。

 市議会の自民、公明、みらい・無所属の会、自民新福岡の与党系4会派が高島氏を支援し、自民党本部も選挙戦終盤に支持を決定。高島氏は高い知名度を背景に無党派層にも支持を広げ、有効投票数の75・1%(前回56・8%)を集めた。当日有権者数に占める得票割合(絶対得票率)は、23・0%(同21・7%)。

 市政刷新を訴えた神谷氏は共産支持層を超えて「反高島氏票」の取り込みを目指したが、自主投票の立憲民主、国民民主、社民系市議の支持者や無党派層に十分に浸透できなかった。

 市選挙管理委員会によると、当日有権者数は124万2438人、期日前投票者数は前回比24・2%増の11万187人だった。

■福岡市長選 (開票終了)

当 高島宗一郎 無現   285,435

  神谷 貴行 無新    94,437

=2018/11/19付 西日本新聞朝刊=

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