福岡市長3選の高島氏 最多得票更新「率直にうれしい」 「子育てや福祉に注力」

当選から一夜明け、記者会見で質問に答える高島宗一郎氏
当選から一夜明け、記者会見で質問に答える高島宗一郎氏
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 18日投開票の福岡市長選で3選を果たした高島宗一郎氏(44)は19日、市役所で報道陣の取材に応じた。選挙戦を通じて「子ども、高齢者、障害者からの期待感が大きいと感じた。聞いた声を一つでも多く実現したい」と述べ、3期目の優先課題として子育てや福祉分野に力を入れる考えを示した。

 市長選では28万5435票を獲得し、前回に続いて史上最多得票を更新。「前回の票を超えなかったらどうしよう」と不安があったと明かし、「自分の中でほっとした。市政の継続を支持する人が増えたことは率直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 一方で、投票率が31・42%と過去最低だったことについては「現職でも共産系でもないと思う有権者の受け皿がなかった」と分析。対立候補が得票を10万近くまで伸びしたことも踏まえ、「いろいろな声を聞きながら福岡全体が良くなるようにしっかりアクセルを踏んでいきたい」と話した。

 公約で掲げた博多駅と博多港エリアを結ぶロープウエー構想は「当選したからといって強引に進めるつもりはない」と強調し、市民や議会の理解を前提に検討を進める考えを示した。

 市と県がともに導入を主張している「宿泊税」については「二重課税で宿泊事業者や納税者にしわ寄せがいかないように事務方同士で内容を精査することが大事」と話し、県と調整する意向をあらためて示した。税額などを規定した条例案の提案時期については「協議内容や県の出方も含めて総合的に検討する」と述べるにとどめた。

 高島氏はこの日、午前8時半ごろ市役所に登庁。幹部職員を集めた会議で「職員と一緒に進めてきた市政が市民に評価された。皆さんと力を合わせて次の4年間も市民のために全力で働きたい」と誓った。

=2018/11/20付 西日本新聞朝刊=

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