駆ける3候補、支持訴える 告示後初の週末 有権者に政策示す

団地に向かって手を振り、政策を訴えた知事選の候補者
団地に向かって手を振り、政策を訴えた知事選の候補者
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 知事選(4月7日投開票)は23日、告示後初の週末を迎えた。候補者3人はそれぞれ住宅街や集会に繰り出すなどして政策を訴え、支持を呼び掛けた。

 共産党推薦で新人の篠田清氏(70)は北九州市内で個人演説会を開催。支援者を前に「人間の権利を守る政治を一緒につくりあげたい」と強調。官僚出身の知事が続く現状を指摘し「安倍政権にノーと言える県政を」と唱えた。演説会には、同党の仁比聡平参院議員や県議選候補予定者も参加。仁比氏は「知事選、県議選、参院選で勝利し、安倍政治を終わらせよう」と呼び掛けた。

 自民党推薦で新人の武内和久氏(47)は、福岡市の東区や博多区の団地を中心に遊説。両区を地盤とする同党の井上貴博衆院議員とともに浸透を図った。武内氏は福祉分野での産業創出を掲げ「少子高齢化をピンチではなくチャンスに」と主張。握手を求めて団地内を駆け回った。高島宗一郎市長からの支援もアピール。宿泊税を巡る県と市の対立を念頭に「対立か、手を組み前に進むか」と訴えた。

 現職の小川洋氏(69)は午後から、対立候補擁立を主導した麻生太郎副総理兼財務相の地元、飯塚市や嘉麻市で街頭演説。党決定に反して小川氏を支援する武田良太衆院議員が同行し「知事は県民の力を合わせて決めるものだ」と指摘。小川氏は2期8年の実績を訴え「災害の復旧復興を加速させる。住み慣れた地域で働く、暮らす、育てるができる地域社会をつくる」と声をからした。

=2019/03/24付 西日本新聞朝刊=

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