増田氏の県顧問就任で質問状 反原発団体、三反園知事に [鹿児島県]

 鹿児島県の特別顧問に増田寛也元総務相が就任したことを巡り、県内の反原発団体「ストップ川内原発! 3・11鹿児島実行委員会」は7日、選任理由をただす公開質問状を三反園訓(みたぞのさとし)知事に提出した。同団体は、増田氏は原発推進派だと指摘し「特別顧問就任により、県内での核のごみ最終処分場立地につながる恐れがある」と警戒を強める。

 増田氏は知事の要請で、1日付で就任。地方創生関連の政策を提言する。

 一方で、増田氏は経産省が設置する高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定の方向性などを話し合う部会の委員で、委員長を務めたこともある。

 質問状では、県内では大隅半島などがいまも最終処分場の候補地として取り沙汰されていると指摘。(1)増田氏の原子力政策に関するスタンスへの認識(2)県内への最終処分場立地に対する知事の考え-などを明確にするよう求めている。

 同団体は「脱原発を掲げる知事がなぜこの人選をしたのか分からない。鹿児島に最終処分場をつくるレールを敷こうとしているのではないか」としている。

=2017/04/08付 西日本新聞朝刊=

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