「オール鹿児島体制に」 前職陣営幹部が後援会長に就任 三反園知事、会見で説明 [鹿児島県]

 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は21日の定例記者会見で、昨夏の知事選の対立候補である伊藤祐一郎前知事の後援会長だった県医師会長の池田琢哉氏を、自身の後援会長に迎えた理由について「敵や味方の感情論ではなく、県民のためにオール鹿児島の体制にする必要がある、と判断した」などと釈明した。

 知事の側から池田氏に就任を要請したことに関しては「これまでの知事の後援会長は医師会長が務めている。周りの方々の意見もあった。(池田氏と)2人で決めた訳ではない」とも述べた。

 一方、衆院小選挙区の区割り改定案で、県の定数が5から4に減った点について「議員数が減ることで、地方の声が反映しづらくなるとの課題もある」との見解を示し、全国知事会での議論を踏まえ、国に対応を求める必要性を強調した。

 また、増田寛也元総務相が県の特別顧問に就任したことを巡り、「増田氏は原発推進派」と問題視する反原発団体が、県内への「核のごみ」の最終処分場立地を警戒していることに、三反園知事は「立地する意思は全くない」と明言した。

=2017/04/22付 西日本新聞朝刊=

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