陽光会問題、改善報告書は「不十分」 鹿児島市再提出を要求 [鹿児島県]

 理事会議事録の偽造など不適正運営を繰り返していた鹿児島市の社会福祉法人・陽光会は、市から求められていた改善に向けた報告書を提出したが、市は内容が不十分だとして再提出を求めた。森博幸市長が26日の定例記者会見で明らかにした。市長は、陽光会に対する調査を継続する姿勢を強調した。

 陽光会が提出した報告書は4月24日付。森市長は内容の詳細は「調査中」として明らかにしなかったものの「適正な対応をしているのか不明な点がある」と述べた。その上で、市長が以前に問題視した陽光会の不明朗な内部体質が改善したかを問われると「一定の改善はしているが、市のいろいろな指摘に対して、しっかりと対応されていない」と説明した。

 一連の問題を受け手続きが停止している陽光会の特別養護老人ホーム事業について、市長は今後継続する調査の結果を踏まえて判断する考えを示した。

 陽光会は保育園と特養の両事業に応募する際、実際は開いていない理事会で承認を得たと議事録を偽造したほか、理事の交通費を装い支出した資金をプールするなどの不適正運営を繰り返したことが発覚。3月24日付で市から改善勧告を受けた。

=2017/04/27付 西日本新聞朝刊=

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