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太陽光発電「異議あり」展 霧島市、4日まで 県内の計画問題点を指摘 [鹿児島県]

霧島市役所で開かれている、太陽光発電は自然破壊につながると訴えるパネル展
霧島市役所で開かれている、太陽光発電は自然破壊につながると訴えるパネル展
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 鹿児島県内のシラス台地に建設が進む太陽光発電について、さまざまな面から疑問を投げ掛けるパネル展が、同県霧島市役所エントランスホールで開かれている。4日まで。無料。

 環境問題などに取り組む鹿児島市の北畠清仁さん(70)が企画。太陽光発電の施設建設に伴う大規模な森林伐採が保水力を失い、災害の危険性を高めていることや、各地で住民の反対運動が起きている現状などを訴えている。

 パネル展の会場では、霧島市の2カ所と同県南九州市の太陽光発電建設の状況を写真や図、書面で紹介。

 霧島市牧園町小谷では、国立公園近くの森林約23ヘクタールが伐採され、建設地南側の民家に強風災害の恐れが出てきていることや、近くの介護施設が砂ぼこりの被害にあっていることを説明している。周辺の住民は業者に対策を求めており、県議会に話し合いの仲介を県が取ることなどを求める陳情も提出している。

 南九州市川辺町太田尾地区の関係では、6月に業者から計画の説明を受けた住民が、土砂災害危険地域への建設は認められないとして市長に提出した不同意の文書などを展示している。北畠さんは「太陽光発電の良い一面だけでなく、自然破壊が進んでいることも知ってほしい」と話した。

 3日午後3時からは、霧島市シビックセンター3階小会議室で、霧島市議会で太陽光発電問題を追及している中村満雄市議の講演がある。

=2017/10/03付 西日本新聞朝刊=

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