姶良市元幹部「退職強要」提訴 市長「法廷で明らかに」 [鹿児島県]

 鹿児島県姶良市の元幹部の男性(62)が当時の副市長ら幹部から早期退職を強要されたとして、市を相手取り損害賠償訴訟を起こした問題を巡り、笹山義弘市長は27日の市議会一般質問で認識と対応を問われたが「法廷で明らかにする」と述べるにとどまった。

 質問したのは湯川逸郎議員。2010年の市制発足から16年度までに早期退職した職員数について、市は懲戒処分や死亡を除いて36人に上ることを明らかにした。職員が退職を申し出た際の市の対応について、笹山市長は「慰留に努めてはいるが、本人の意向に配慮して対応している」と説明した。

 また湯川議員は「(元幹部男性の問題が)提訴にまで発展した原因は何かあるはずだ」と追及。笹山市長は係争中であることを理由に詳細な言及を避けた。

 訴状によると、男性は市民生活部次長兼課長だったが、難病のベーチェット病で自宅療養中だった15年12月、当時の副市長ら複数の幹部から早期退職を強要されたとしている。市は争う方針。

=2017/11/28付 西日本新聞朝刊=

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