県教委が遺族意見書提出 高1自殺 鹿児島知事、再調査判断へ [鹿児島県]

 鹿児島市の県立高1年の男子生徒が2014年8月に自殺した問題で、鹿児島県教育委員会は14日、いじめは認められなかったとする第三者委員会の調査報告書とこれを不服とする生徒遺族の意見書を合わせて、三反園訓(みたぞのさとし)知事に提出した。

 知事は、記者団に「内容を十分に確認したい。できるだけ早く(再調査するかどうか)判断したい」と語った。いじめ防止対策推進法は、報告を受けた首長が必要と判断すれば再調査することを認めている。

 県教委は、5日に遺族から受け取った意見書の内容を明らかにしなかったが「重く受け止めている」としている。

 自殺した男子生徒を巡っては、学校が実施したアンケートに「かばんに納豆が入れられていた」などの回答があったが、大学教授や弁護士らで構成する第三者委は今年3月、「いじめを断定できず、自殺の要因として認定できない」とする報告書をまとめた。

=2017/12/15付 西日本新聞朝刊=

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