「新体育館早期整備を」 鹿児島県有識者委 知事公約のドーム見送り [鹿児島県]

 鹿児島県が計画する県総合体育館(鹿児島市)の建て替えなどに関する有識者検討委員会の会合が25日あり、「新体育館の早期整備が必要で、多目的利用できる施設にすべきだ」とする提言をまとめた。近く三反園(みたぞの)訓(さとし)知事に提出する。検討項目の一つで知事の公約であるドーム球場構想については「新体育館の整備後に検討することが望ましい」として見送った。

 提言はこれまでの議論を踏まえ、新体育館の機能をスポーツのほかコンサートやイベントもできる「アリーナ的概念の施設が望ましい」と結論付けた。

 ドーム球場に対しては「アリーナ機能を持つ新体育館は役割が重なる部分もある。いま決めなくてよい」「ドーム球場の議論はいったん止めるべきだ。財政的にもたない」などと否定的な意見が相次いだ。

 一方、この日の記者会見で、検討委の提言内容を受け、公約を撤回するかどうかを問われた知事は「ドーム球場が必要という認識は変わってない」と述べた。

=2018/01/26付 西日本新聞朝刊=

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