鹿児島市、無人の新島活用へ 新年度予算案に調査費計上 「桜島地域の活性化に」 [鹿児島県]

鹿児島湾に浮かぶ新島。5年前から無人島になった
鹿児島湾に浮かぶ新島。5年前から無人島になった
写真を見る

 鹿児島市は鹿児島湾に浮かぶ無人島、新島(しんじま)の活用を図る方針を固め、新年度予算案に調査費500万円を盛り込んだ。現況を調査して地質や生物分布などを把握する。

 新島は燃島(もえじま)とも呼ばれ、桜島の北東約1・5キロにある。1779年に始まった桜島の安永噴火に伴い、隆起してできた。南北750メートル、東西400メートル、周囲2・3キロで広さ約10ヘクタール。200人以上が居住した時期もあり、海水浴場などもにぎわいをみせたが、5年前に無人島になった。

 現在は学校跡や神社、民家が残り、行政連絡船が週3日運航。元住民らが清掃に訪れたり探検ツアーが行われたりしているという。

 瀬戸内海の無人島「竪場島(たてばじま)」(岡山県倉敷市)では4月から、1日1組限定で貸し出す企画が始まり、無人島への注目が高まる可能性も出ている。新島は桜島・錦江湾ジオパークの見どころ「ジオサイト」に指定されており、市は「桜島地域の活性化につながる利活用をぜひ探りたい」としている。

=2018/02/21付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]