道路測量の拒否続く JR鹿児島中央駅西口再開発 三反園知事「土地活用を検討中」 [鹿児島県]

 鹿児島市のJR鹿児島中央駅西口の再開発計画で、鹿児島県が市道拡幅の測量調査に応じていない問題で、三反園訓知事は25日の定例記者会見で、「西口の工業試験場跡地については、県民にとって最も望ましい活用方法を検討中だ」と述べ、今後も調査に応じない姿勢を示した。活用方法を示す時期については明言しなかった。

 西口には県、市、JR九州、日本郵便の4者が計2万5千平方メートルの土地を所有。JR九州は所有地に商業ビルやマンションを建設する計画で、それに伴い市は市道を拡幅する予定。拡幅時には用地提供が想定されるが、県は「現有地を確保したい」とし、市の測量調査の協力要請を1年以上拒否している。

 この問題を審議している鹿児島市議会都市整備対策特別委員会は同日の委員会で、4者間で話し合う協議の開催を県に要望するよう、市当局に求めた。市は「要望はしているが、県は開催の必要はない、との回答だ」と説明した。

 鹿児島市の森博幸市長は24日の記者会見で「県には市道拡幅に賛同してほしいと話をしているが返事をもらっていない。今後も粘り強く働きかけていく」と述べた。

=2018/04/26 西日本新聞=

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