環境基準200倍のヒ素検出 硫黄山噴火、周辺河川で 伊佐市ではボートレース中止に [鹿児島県]

 宮崎県えびの市の霧島連山・えびの高原(硫黄山)の噴火後、川内川支流の長江川流域が白濁し、川の水から強い酸性が検出された問題で、同県環境管理課は28日、新たにヒ素やカドミウムなど6項目で環境基準を大きく上回る数値が出たと発表した。

 県は21日、硫黄山から約6キロの長江川上流、赤子川に架かる大原橋付近で水を採取。水質検査の結果、環境基準の約200倍となるヒ素や、約6倍のカドミウム、約3倍の鉛などが検出された。飲料用には利用されておらず、健康被害の報告はないという。長江川の下流域では、ほとんど影響が見られなかった。

 一方、鹿児島県伊佐市は28日、魚の死骸が大量に流れ着いていることから川内川で29日に開催予定だったボートレース「いさドラゴンカップ2018」の中止を発表した。

=2018/04/29付 西日本新聞朝刊=

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