非常用発電機に新設 火山灰対策装置公開 川内原発 [鹿児島県]

川内原発の火山灰対策として非常用ディーゼル発電に備え付けられたフィルター=13日、鹿児島県薩摩川内市
川内原発の火山灰対策として非常用ディーゼル発電に備え付けられたフィルター=13日、鹿児島県薩摩川内市
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 九州電力は13日、定期検査中の川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の非常用ディーゼル発電機に新たに取り付けた火山灰対策用のフィルターを報道陣に初めて公開した。昨年、原子力規制委員会が火山灰濃度の規制基準を改正したことを受けた措置。

 フィルターは高さ2・2メートル、横2・7メートル、幅2・3メートルの箱形で、川内1、2号機に設置されている非常用ディーゼル発電機計4基の吸気口に、昨年12月末までに取り付けられた。細かな網目で粒子の小さい火山灰が除去できる上、網目が二重になっているため、九電は「降灰が続く緊急時でも発電機を停止させず、フィルターの取り換えができる」と説明している。

 原子力規制委員会は、原発が想定すべき火山灰濃度基準を大幅に引き上げており、川内原発では桜島(鹿児島市)が噴火した場合に降り注ぐ火山灰濃度を従来基準の100倍に設定。従来のフィルターでは火山灰が目詰まりする可能性が指摘されていた。

=2018/05/14付 西日本新聞朝刊=

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