身も心も「西郷どん」似? いちき串木野市の観光案内所職員 [鹿児島県]

「鹿児島県内で一番西郷どんに似ている」と自負する竹原勇輝さん=鹿児島県いちき串木野市
「鹿児島県内で一番西郷どんに似ている」と自負する竹原勇輝さん=鹿児島県いちき串木野市
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 鹿児島県いちき串木野市で、明治維新の立役者、西郷隆盛のそっくりさんが活躍している。同市の観光案内所に勤務する竹原勇輝さん(38)。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」ブームもあって、知名度は今や全国区だ。追い風に乗り、今夏にはそっくりさんの県内ナンバーワンを決めるコンテストも自ら企画。トップを勝ち取って名実ともに「薩摩の顔」を目指す。

 竹原さんは同市出身。身長183センチ、体重130キロで、身長180センチ、体重110キロ程度だったとされる西郷どんとほぼ同じ体形。太い眉や大きな目、短髪などの風貌もそっくりで高校時代から周囲に「似ている」と言われていたという。

 大学卒業後、山口市の映像製作会社に勤務したが29歳の時、Uターン。実家の自転車販売店を手伝いながら市民でつくる「くしきの盛り上げ隊」の隊長に就任、まちづくりに取り組んできた。昨夏、市の観光物産センターに誘われ、案内所で働くようになった。

 自らを宣伝材料に、今年から東京・上野にある銅像の西郷どんをまねて、浴衣の着流し姿で勤務。東京や長野県などへの出張時も浴衣を通し、話題を呼んだ。

 最近は「西郷どんはいますか」と竹原さん目当てに案内所を訪ねてくる観光客も増え、写真撮影などにも気軽に応じている。

 そっくりさんイベントは、さらに地域を盛り上げようと提案。鹿児島の方言で格好良く、優しい男を意味する「よかにせ」をもじった「よかにせごどんコンテスト」と銘打ち、7月14日の「串木野さのさ祭り」前夜祭で開く予定だ。

 竹原さんが描く西郷どん像は「困った人がいたら助けずにいられず、器の大きい人」。その西郷どんがあらためて注目される今年、各地で観光やまちづくりに生かす動きが活発化している。竹原さんは「こんなチャンスはない。連携して盛り上げ、活気のある鹿児島にしたい」と意気込む。

=2018/05/31付 西日本新聞夕刊=

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