垂水市に初の女性議員を! 九州の先輩らセミナー 候補発掘、選挙指南も [鹿児島県]

 いでよ、女性挑戦者-。戦後に女性が参政権を得て以来、女性議員が1人も出ていない鹿児島県垂水市で、九州の先輩議員らが候補者の発掘から選挙活動の指南まで全面的にバックアップする活動に乗りだす。国会では5月に「政治分野の男女共同参画推進法」が成立したばかり。女性の地方政界への進出を後押しする試みとして注目されそうだ。

 垂水市は全国791市議会で唯一、女性議員がいたことがない。女性が立候補したのも1967年と99年の2人だけだ。市議会は定数14で、来年4月に改選が予定されている。

 初の女性市議誕生に向け後押しするのは、市民団体「県内の女性議員を100人にする会」。24日に女性の政治参加に関するセミナーを市内で開き、これを手始めに立候補に意欲のある女性を発掘する。

 セミナーでは同会代表で同県南さつま市の平神純子市議(61)や、福岡市の女性元衆院議員らが選挙経験などを伝える。推進法は自治体にも女性が立候補しやすい環境の整備を求めていることから、垂水市も協力。セミナーの案内チラシを全戸配布するという。

 県庁で5月31日に記者会見した平神代表は「勝手に押し掛けて、市民に刺激を与えたい。社会は女性の政界進出を待っていることを伝え、垂水から増やしたい。立候補の壁は高いと思うが、全力でサポートするので乗り越えてほしい」と話した。

=2018/06/03付 西日本新聞朝刊=

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