三反園知事「万全な対策講じる」 硫黄山噴火での稲作断念 県議会6月定例会 [鹿児島県]

開会した鹿児島県議会の6月定例会
開会した鹿児島県議会の6月定例会
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 鹿児島県議会の6月定例会が4日開会した。三反園訓(みたぞの・さとし)知事は提案理由説明で、霧島連山・えびの高原(硫黄山)の噴火によって川内川などで有害物質が検出され、川から取水する県内の農家約750戸が今年の稲作を断念した問題について「万全な対策を講じたい」と強調した。

 知事は、農家が代替作物として飼料作物を栽培した場合の受け入れを、県内の大規模畜産農家だけでなく、九州・山口の各県にも要請したことを明らかにした。

 政府が「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の今年の世界自然遺産の推薦取り下げを決めたことについては「確実かつ早期の登録に向けた戦略的な判断」と理解を示した。一方で、2年後の登録に向けて「来年2月1日までに推薦書を再提出するよう要望した」と述べた。

 県は定例会に、鹿児島市南部での特別支援学校整備に関して77万円を増額する一般会計補正予選案など11議案を提出した。会期は22日までの19日間で、代表質問は7日、一般質問は11~14日の4日間。

=2018/06/04 西日本新聞=

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