尾辻秀久氏が出馬意向を表明 来夏の参院選鹿児島選挙区 [鹿児島県]

自民党鹿児島県連の会合で立候補の意向を示した後で記者団の取材に応じる尾辻秀久氏
自民党鹿児島県連の会合で立候補の意向を示した後で記者団の取材に応じる尾辻秀久氏
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 自民党鹿児島県連は10日、来夏の参院選鹿児島選挙区(改選数1)の公認候補選考の会合を開き、現職の尾辻秀久氏(77)が6選に向けて立候補する意向を正式表明した。県連内で、出馬意思を示したのは尾辻氏が初めて。県連は党県議団や鹿児島市議団、各支援団体からの意見を踏まえ、16日にも尾辻氏に決定、党本部に推薦する見通しだ。

 非公開の会合で、尾辻氏は「人生100年時代を作らなければならず、旧優生保護法の問題や自殺対策でやり残したことがある。国会の『水戸黄門』の役割もさせてもらいたい」と述べ、立候補に理解を求めた。

 尾辻氏の退席後に行われた協議で、県議の1人が「(尾辻氏は)もういいんじゃないかという声も有権者にある。あやふやな説明では許されない」と指摘。別の出席者からは「現職がいる中で、現職以外がどうすれば立候補できるのか組織として議論すべきだ」などの不満も出された。

 県連の森山裕会長は会合後の記者会見で、尾辻氏以外に出馬に意欲を示す人物がいないことを重ねて強調し「対案を示してもらわないと話にならない。来年選挙があるのに(他の立候補希望者から)意思表示がなされてない。そこはよく受け止めておかなければいけない」と語った。県医師会も尾辻氏の推薦を決めたことを明らかにした。

 記者団の取材に応じた尾辻氏は、県連内に世代交代を求める声があることに「そういうご意見は当然あると思うが、私はまだやれると思っている。あまり年を取ったと思ってない」と語った。

=2018/06/11 西日本新聞=

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