大崎事件「一刻も早く再審を」 支援者、朗読劇でアピール 鹿児島県姶良市 [鹿児島県]

朗読劇で原口さんのえん罪を訴える支援者たち=1日、鹿児島県姶良市
朗読劇で原口さんのえん罪を訴える支援者たち=1日、鹿児島県姶良市
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 鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで10年間服役後、無実を訴え、第3次再審請求中の原口アヤ子さん(91)を支援する集会が1日、同県姶良市であった。最高裁が再審開始の可否を審理中で、集まった約40人は一刻も早く再審を開始するようアピールした。

 集会では、弁護団の永仮正弘弁護士が再審開始を決定した福岡高裁宮崎支部の判断について「高裁は殺人事件自体がなく、原口さんらが無罪だという前提に立っている」と説明。最高裁が検察による特別抗告の判断を先延ばしすれば人権救済の道から外れると強調した。

 支援者らによる朗読劇も行われ、原口さんが一貫して無実を訴えながら刑務所に入れられて父母と死別したことや、出所後も周囲から犯罪者だという偏見の目で見られたことなどを紹介。原口さんの人生を、コーラスを交えながら表現した。

=2018/07/02 西日本新聞=

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