三反園知事 九電社長と初面会 就任4カ月でようやく [鹿児島県]

原子力規制委員会との意見交換会に出席した三反園訓・鹿児島県知事(右端)と九州電力の池辺和弘社長(左から2人目)
原子力規制委員会との意見交換会に出席した三反園訓・鹿児島県知事(右端)と九州電力の池辺和弘社長(左から2人目)
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 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は26日、6月末に就任した九州電力の池辺和弘社長と、薩摩川内市の県原子力防災センターで初めて面会した。2年前の就任時に「脱原発」を掲げた三反園知事の立場を九電側が「忖度(そんたく)」し、面会を避けているとされ、原発立地県と電力会社のトップ同士が顔を合わせない異例の状態が続いていた。

 この日、原子力規制委員会が開いた、川内原発周辺の自治体や九電の関係者を交えた意見交換の開始前に対面した。

 池辺社長によると、就任のあいさつをし「知事からは安全運転のお話をいただいたが、3、4分だったのであまり深い話はなかった」という。今後の面会については「必要なタイミングではお話しするが、具体的にいつ何をというのはまだ念頭にない」とした。

 三反園知事は「一番大事なのは、県民の安心、安全であり、引き続き、安全確保を強く要請しました」と書面でやりとりを説明した。

 九電社長は就任後、九州7県を訪れて知事らにあいさつするのが慣例。池辺社長は、玄海原発のある佐賀県知事とは7月に面会していた。鹿児島県でも同月、薩摩川内市長や県議会副議長を訪問したが知事との面会はなかった。

=2018/10/28 西日本新聞=

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