愛称は「IHIスペースポート内之浦」 鹿児島・肝付町のロケット見学場 [鹿児島県]

命名権協定の締結式で握手を交わす(左から)IHIの長野淳一部長、永野和行町長、IHIエアロスペースの牧野隆社長
命名権協定の締結式で握手を交わす(左から)IHIの長野淳一部長、永野和行町長、IHIエアロスペースの牧野隆社長
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 ロケット基地「内之浦宇宙空間観測所」のある鹿児島県肝付町は、ロケット打ち上げが見られる「宮原ロケット見学場」の愛称を「IHIスペースポート内之浦」に決めた。町が9月から命名権者を募集し、固体燃料ロケット「イプシロン」を製造する「IHIエアロスペース」(東京都)と親会社の「IHI」が取得した。

 7日に町役場であった締結式で、IHIエアロスペースの牧野隆社長は「肝付町はロケットを育ててくれた大事な地域。地元の皆さんと力を合わせて、地域の発展に協力していきたい」とあいさつ。名称について「将来は“有人で宇宙へ行く出発の港になってほしい”との気持ちを込めて名付けた」と語った。

 永野和行町長は「“宇宙に一番近い町”肝付町を一緒に盛り上げてほしい」と述べた。

 見学場は観測所の南西約2・8キロで、約2千人を収容する。町は見学場の維持管理費の確保と知名度向上を図るため命名権を販売。2件の応募があり、両社の共同提案を選んだ。契約期間は来年1月から5年間。両社は命名権料として年間100万円を支払う。

 観測所からは来年1月17日、「イプシロン」4号機の打ち上げが予定される。

=2018/12/10 西日本新聞=

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