【動画あり】「大崎事件40年、今年こそ終結を」 原口アヤ子さんを支援者ら激励 [鹿児島県]

大崎事件で再審請求をしている原口アヤ子さん(左)を励ます鴨志田祐美弁護士=7日午後、鹿児島県内の病院
大崎事件で再審請求をしている原口アヤ子さん(左)を励ます鴨志田祐美弁護士=7日午後、鹿児島県内の病院
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 鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで服役し、裁判のやり直しを求めている原口アヤ子さん(91)の支援者や弁護団が7日、原口さんの入院先の病院を訪れ、「今年こそ本当に再審無罪確定の年にします」と原口さんを励ました。

【動画】原口アヤ子さん(右)を激励する鴨志田祐美弁護士

 原口さんの第3次再審請求で、福岡高裁宮崎支部は昨年3月に再審開始を認めた。しかし、福岡高検が特別抗告したため、再審の可否判断は最高裁に委ねられている。

 この日は約10人が原口さんと面会し、花などをプレゼント。弁護団事務局長の鴨志田祐美弁護士が「事件から40年の節目に全部終わらせる。だからアヤ子さんも元気でいて、一緒に法廷に行って無罪判決を聞きましょうね」と語りかけると、原口さんは時折うなずいたり、声を絞り出したりして感謝の意を伝えた。

 弁護団は、熊本県の松橋事件の再審請求で昨年10月、検察側の特別抗告が最高裁で棄却され、再審無罪になる公算が大きいことも追い風だと受け止めている。鴨志田弁護士は「再審決定が出るまでにいたずらに時が過ぎている事件はたくさんある。2019年を、再審の法制度全体を変える『元年』にしたい」と力を込めた。

=2019/01/07 西日本新聞=

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