サッカースタジアム候補地に3カ所 鹿児島市の検討協議会が提案 [鹿児島県]

サッカースタジアム候補地の検討結果を、森博幸市長(左)に報告する井上佳朗・鹿児島大特任教授=25日、鹿児島市役所
サッカースタジアム候補地の検討結果を、森博幸市長(左)に報告する井上佳朗・鹿児島大特任教授=25日、鹿児島市役所
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 鹿児島市が構想するサッカースタジアムの建設候補地を検討してきた有識者らでつくる協議会は25日、鹿児島湾沿いの3カ所を候補地とする検討結果を、森博幸市長に提出した。3カ所は岩崎産業が所有するバス車庫(同市浜町)、鹿児島県有地の本港区エリアにある商業施設ドルフィンポート(同市本港新町)と住吉町15番街区。いずれも地権者の了解は得られておらず、協議が必要となる。

 サッカースタジアム整備は森市長の公約で、協議会は県や市、競技団体、観光関係者ら13人で構成。2017年3月の初会合から今月まで8回の会合を重ねてきた。協議会は(1)まちとの回遊性や集客が期待できる(2)鹿児島らしさを感じられる(3)既存の都市機能に重大な影響を与えない-の3点を重視し候補地を絞り込んだ。

 この日は、協議会会長の井上佳朗・鹿児島大特任教授が報告書を森市長に手渡した。井上会長は「自信を持って絞り込めた。オール鹿児島で取り組むことが愛されるスタジアムになる」と話した。森市長は報道陣の取材に対し「地権者との協議や立地における利便性などの課題を解決する仕組みができれば、早めに整備していかなければいけない」と述べるにとどめ、整備のスケジュール感は示さなかった。

 県は本港区エリアについて、大規模集客施設を核とする再開発計画を進めていて、三反園訓知事はサッカースタジアムの建設に難色を示している。

 鹿児島市を本拠地とするプロサッカーチーム・鹿児島ユナイテッドFCは今季からJ2で戦う。サッカースタジアムの新設はサッカー関係者にとっても悲願で、県民の関心も高まっている。

=2019/01/25 西日本新聞=

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