選挙カー以外で街頭演説 指宿市長の公選法違反通報 鹿児島県議選 [鹿児島県]

 鹿児島県指宿市の豊留悦男市長が、7日投開票された県議選に絡み、指宿市区(定数1)に立候補した無所属新人候補を応援する街頭演説で、選挙カーとは異なる車の拡声器を使っていたことが分かった。公職選挙法の141条は、選挙運動では候補者が使用する車や拡声器以外はその使用を禁じている。公選法に抵触するとして、市民が県警に通報した。

 複数の市民や豊留市長によると、豊留市長は6日、候補者とは別に、拡声器の付いた車で市内を回り、数カ所で街頭演説。市長自ら新人候補の支持を表明し、1票を託してほしいと訴えた。市長の周りは、新人候補のキャッチフレーズを書いた旗を持った十数人が囲んでいたという。

 豊留市長は西日本新聞の取材に対し「陣営が公選法に触れないと確認し、演説を頼まれたので従っただけ」と話した。新人候補の陣営は「市選管で確認を取った」と説明したが、市選管は「市長が街頭演説するのは問題ないという意味で、選挙カー以外で行うという認識はなかった。すれ違ったとしかいいようがない」としている。

 県議選指宿市区は自民現職と無所属新人2人の計3人が立候補し、自民現職が当選した。

=2019/04/16 西日本新聞=

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