阿蘇の原野、花々鮮やか [熊本県]

キスミレ。原野を美しく染め上げていく
キスミレ。原野を美しく染め上げていく
写真を見る
ミチノクフクジュソウ。春の日差しを受けて、日光浴を楽しんでいるような雰囲気がある
ミチノクフクジュソウ。春の日差しを受けて、日光浴を楽しんでいるような雰囲気がある
写真を見る
オキナグサ。年を重ねた人のたたずまい、といった感じがある
オキナグサ。年を重ねた人のたたずまい、といった感じがある
写真を見る
ハルリンドウ。花の大きさは指の爪ほどだが、目の覚めるような明るいブルーで存在感を見せる
ハルリンドウ。花の大きさは指の爪ほどだが、目の覚めるような明るいブルーで存在感を見せる
写真を見る

 阿蘇地方の原野に、野の花の季節が訪れた。野焼きを終えて日が浅く、墨色の残る地肌に色鮮やかな花々が咲き始めている。

 波打つ斜面を黄色に覆うのはキスミレだ。地面との色彩の対比で、宝石をちりばめたよう。その脇に、ミチノクフクジュソウが咲いている。地味な風情のオキナグサや、青く輝くハルリンドウの姿もある。阿蘇の大地が季節の衣をスパッと脱ぎ捨てた感じ。熊本地震の発生から1年が経過した。

=2017/04/21付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]