五木村に暮らし紹介施設 民具や写真など6000点展示 [熊本県]

住民移転など川辺川ダム計画の変遷も紹介している
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「民具の塔」には農作業着や、かごなどあらゆる民具が飾られている
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 山村の伝統的な暮らしを紹介する観光施設「五木村歴史文化交流館 ヒストリアテラス五木谷」が21日、村中心部に開館した。「五木に生きる」をテーマに脈々と受け継がれる暮らしや歴史、風俗を約6千点の農作業道具や写真などを展示してひもといている。村は「日本の暮らしの原点に触れ、心豊かなひとときを」と来場を呼び掛けている。

 木造中心の2階建てで延べ床788平方メートル。のこぎり、くわ、もりの一種「イサリ」などの民具を、木材を組み上げた高さ約6メートルの「民具の塔」に飾り、「山」と「川」の生活文化を紹介。半世紀以上にわたる川辺川ダム計画の推移をまとめたパネル展示のほか、地元の主婦たちが旬の料理を提供するカフェも設けた。屋外では、炭焼き釜や五右衛門風呂でそれぞれ体験ができる。総事業費は4億500万円。

 愛知県から村内に滞在中の米津勝芳さん(73)は「昭和の田舎の暮らしを思い出した」と話した。

 高校生以上300円、小中学生200円。午前10時~午後5時開館。月曜休館。

=2017/04/22付 西日本新聞朝刊=

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