ミヤマキリシマ、無残 阿蘇山上 火山ガスや降灰が影響か [熊本県]

株の根元にわずかに花をつけたミヤマキリシマを見る観光客(後方は阿蘇中岳火口)
株の根元にわずかに花をつけたミヤマキリシマを見る観光客(後方は阿蘇中岳火口)
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 阿蘇山上一帯に広がるミヤマキリシマの群落が花の時季になっても咲かず、多くの株が無残に枯れたような姿を見せている。活動が活発化する中岳第1火口に近いほど目立ち、火山ガスや昨年10月の爆発的噴火に伴う降灰が影響したとの見方もある。

 ミヤマキリシマは初夏の阿蘇山を彩る観光の目玉だが、名所の仙酔峡は熊本地震で誘導路が崩壊し、高岳も地震と噴火で登山路が規制されたまま。今年の花見観光は山上一帯と烏帽子岳の一部に限られる。

 その山上の群落は、膨らみ始めたつぼみを確認できる株がわずかしかない。いつもならピンクに彩られる花の道を散策する人影も少ない。

=2017/05/12 西日本新聞=

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